Far East of Grandline -5ページ目

ふと思い付いたジャンクロの会話です。

「なあなあ。お前、頭いいんだからよ。俺に何か教えてくれよ」

「読み書きは出来るか?」

「全然」(本当は少し出来る)

「サイン、コサイン、タンジェントは分かるか?」

「あ? 何の呪文だそりゃ?」

「この船に限っての話だが……。マストにもセ-ル(帆)にも、その他の作動軸にも全く何の問題もないとする。

 強い追い風を受けて──潮のことは忘れろ──この船を最も早く走らせるには、どのセールをどの角度で、どの程度開けばいいか分かるか?」

(ジャンゴはもう、口をあんぐり開けている)

「こ、この船にそんなこと分かってる奴らが乗ってんのかよ!? あんたはそれ全部頭ン中にはいってんのか??」

(クロ、ふっと笑う)

「さあな」



 若かりし頃のふたりだという前提で書きました。

 昔の船乗りって本当に凄いです……。(-_-;

《ONE PIOECE》に続いて……。

 《こち亀》(《こちら葛飾区亀有公園前派出所》)

1億3千万冊突破

連載14000回

おめでとう!

「スゴイ……」の一言に尽きます。

ヽ(>▽<)ノ (ノ>) ヽ(  )ノ (<ヽ) ヽ(>▽<)ノ♪

やっぱり~!(>▽<)

《ONE PIECE》

 史上最速。

1億冊突破!!!

 おめでとうございます!

 尾田先生、ファンの皆様方、ジャンクロ同志たち!

えーと、えーと……。

 BOOKMARKに張っているリンクの一言フォームからメッセージを下さった方、本当に有り難うございます!m(_ _)m
 くにゅう……。
 グミじゃなくって、グレイじゃなくて……。
 ごめんなさい。
 おばさんには分かりませんでした、ぐにゅう。

 これから、検索で調べてみます。
 日々是勉強。
 嬉しいなあ♪

ヽ(>▽<)ノ (ノ>) ヽ(  )ノ (<ヽ) ヽ(>▽<)ノ♪

 どうします?
 どうしましょうか?
 どうすればいいんですか~!(>▽<)ノシ ぶんぶん
 先週の土曜日(つまり一昨日)「もう、ジャンプ買うのはやめようかな……」なんて考えていたのですが、そんな考え欠片も残さず吹っ飛びましたよ。
 きゅうじゅっさいになったって、読み続けますよ。
 だってー、だってー、回想のダイジェスト版とはいえ、本誌にまたクロが載る日がこようとは!
 もちろん、当時の画面から切り取ったカットですし、ビジュアル的にはクラハドールなんですけれど、説明にはちゃんとC・クロって!
 それにジャンゴもホラ、ここの隅っこのほうに……。何? 見えない?
 よーし、お前、この輪っかをよーく見るんだ。
 ワン、ツー、ジャンゴ!
 ほらっ! 見えてきただろ? な? な?
(昨日から品のない口調で済みません)
 そう。
 何と言っても、ウソップが仲間になり、メリー号が誕生した場所ですから。
 クロとジャンゴを抜きにして、メリー号のルフィ海賊団は語れないのです。
 ……何だ。結構美味しい位置にいるんだ。
 はっはっは。
 多分クロは今、グランドラインにいると思います。
 落ち葉を隠すなら、森の中って言うじゃないですか。
 いい具合に住み良い島とか見付かるといいね、クロ。
 ジャンゴ、君はちゃんとそこまで迎えに行くんだぞ?

なれそめ

 ジャンクロの場合は、多分ジャンゴのが先輩。
 で、面倒見がいいああいう性格だから、何かあったとき真っ先にスケープ・ゴートにされそうな、無口で陰気臭いクロをはらはらと見守っているわけです。
 そいで実際なんかあったときに仲介に入り、わざと先輩風吹かせて、「これから、船のことは俺が教えっからよ」てな感じで常にクロの隣にいるようになり、ミョーなでこぼこコンビが出来上がったと。
 ふたり並んで座って、ジャガイモの皮むいてたり、当直じゃないときは、本を読んでるクロの横で、ジャンゴがチャクラム磨いていたり、わざわざ樽とか台を持ってきて、他の奴等とカードしたりとか。
 はは。
 クロは自分がやっている作業に九、ジャンゴの様子を伺うのに一の神経を使っていて、ジャンゴは何を考えていおるんだか、とにかくいつもご機嫌で、鼻歌歌いなが着々と作業を進めていたり、かと思うと、どうでもいいようなことを突然クロに話しかけたり。
 クロはこの頃眼鏡を常用してはいなくて、髪もオールバックじゃなく、決して毛先が目の邪魔にならない長さ──耳の下辺りかな?──のワンレン・ボブ或いはオマケして(?)項のところでひっつめ。
 ジャンゴは、三年計画発動のあの日より短目か、やっぱりワンレン・ロン毛・ひっつめ。
 ふたりとも細いし、割と背が高いしで、でこぼこというより、白黒コンビか?(ジャンゴが白)
 他のヤツだったら、ノー・リアクションのクロに早々に愛想を尽かしてほっぽり出すでしょうが、ジャンゴはそんなこと気にしない。
 それどころか、クロがそういうヤツだって分かって、翼の下で温めることに決めた。
 船に乗った順番が逆だったら、クロジャンもありだと思います。
 自分ではどうしても書けないけれど、攻めクロって男らしくてセクシー(ラブラブラブ)。
 能天気なだけじゃなく、ちょっと及び腰なジャンゴって、原作にも出てきますから、簡単に想像出来るんですよ。
「おい。クロ。ちょっと、何だよ。ま、待った……! うわーっ!」
 クロはいつでも黒い服であの格好しかしなさそうなので、ジャンゴが帽子を変えてみたり、サッシュを変えてみたり、ちょっとイメチェンすることを考えるのが楽しいです。

m(_ _)m

 ちゃんとした作品をアップしているでもありませんし、ブログっぽくない萌え語りばかりしているのに、ここに来てくださって有り難うございます。
 ランキングがちょっとずつ上がっているのが励みになっているんですけど、クロファン、ジャンゴファンが読んでくださっているのか、迷い込んでしまわれた方が多いのか分からないので、ジャンクロ話に終始してていいのか迷いはじめました。
《マスター・アンド・コマンダー》専用のブログは別に作ったので、それには触れないとして、ジャンプの感想なんかは書いたほうがいいんでしょうか。
 悩みどころです。

 ところで、ジャンゴのアンケートに答えてくださった方がいらっしゃるのですが(有り難うございます)、まだどこかにリンク張っていましたっけ。
 去年も、クロ編と合わせて何通か回答を頂いたので、締め切って集計ページの公開も終えたのに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 出来れば今年中に、まだ連載途中の話に手を付け、何とか形にしたいと思っております。
 ご意見等ありましたら、ここのコメントにでもお気軽に書いてくださいね。
(^-^)/

海賊嫌い

 あれほどらしくない人が、何故海へ出たのか。
 ここのところは妄想し甲斐がありまくりです。
 頭はいいし、見かけによらず敏捷で、腕っ節はともかく簡単に人の背後を取れる人間がどうして?
 若い頃は血気盛んだったとも思えないしなあ。
 海軍に入らなかったのは人に頭を下げるのが嫌だから──と、想像は付くのですが(カヤの場合は、三年という期限を切っていたからこそ耐えられたんでしょう)。
 そもそも、ご幼少の頃どんな生活をしていたのか見当が付かない。
 親兄弟がいなくて、ストリート・チルドレンだったとか、片親で、しかも酒びたりで鬱陶しがられて、あるとき我慢出来ずに刺し殺してしまったとかいうのがあり得そうかな?
 とにかく、愛情というものは知らなさそうですね。
 十代の頃は、生きるために身体を売る──ふりをして、相手を殺し、死体から金を掠め取り、各地を転々としていたなんてのはどうでしょう。
 そいで少年の域を脱しかけた頃、酒場にたむろっていた海賊と悶着を起こし、数人を軽くのしちゃったもんで、船長か副船長あたりに気に入られ、スカウトされて海賊になったと──。
 ありきたりだなあ。
 でも、こういうほうがマイ設定より萌えです(←おいおい)。
 父親は海軍将校。
 で、妻を溺愛していて、彼女がクロを産んだときに死んでしまったことに耐えられず、海軍基地(多分グランドラインの海軍本部)に詰めたきり帰ってこなくなる。
 クロは母親の命を奪ったという負い目と、父に認められたい一心で、海軍に入れる年齢に達するのを指折り数えて待ちつつ、勉学に剣術に打ち込む。
 そんなある日、海軍将校が部下を引きつれて屋敷に現れ、父親の訃報を告げると同時に、彼が軍部の汚職に関わっていた証拠の書類を出せとクロに命じ、クロの逃避行が始まる──って、駄目ですか?
 クロは確かに父親が送ってきた書類を持っているんだけど、それの内容は軍内の腐敗を調べ上げたメモやなんかなわけです。
 だからクロはその書類を託せる上層部の人間を探そうとするんですが、大抵は基地の前で門前払い。
 話を聞いてくれる将校を見付けても、信用出来ない手合いばかりで、海軍に対する不信感は募る一方。
 それが最終的に海賊にまで実を落とす理由だなんて考えていました。
 説得力があるかないかはさておき、悲劇的背景を作りたがるのは、ファンの欲目ですねー。
 あー、しかし実際文字にしてみると、いい子ちゃんのクロなんて可愛くないわー。
 世の中を憎み、自分以外の人間を馬鹿にし、海賊を軽蔑してこそのクロなんですね。

クロの魅力

 正直、執事クラハドールとして登場した彼を見たときは、いかにも四角四面といった言動と顔立ち、そして趣味の悪いスーツと靴に「うへえ」と思ったのでした。

 それが「おおっ!?」に変わったのは、ジャンゴとの密談で、海賊だと分かったとき。

 ネクタイは緩めてましたが、ちゃんとスーツを着て、髪に一筋の乱れもない彼が、乱暴な言葉を遣ってましたよね。
 計画の内容も、ちんけとはいえ残忍だし、その二面性が《宝島》のシルバーを思い出させて、「いいかも」と思っちゃったわけです。

 ルフィとウソップが崖の上から見下ろすアングルがまたナイスで。

 実際はかなり太い、男らしい首が隠れていることもあり、陰付きで凄んでいる表情に、そこはかとない色気を感じずにはいられませんでした。

 更に(黒猫海賊団が上陸した)海岸の様子を見に、坂の上へ現れたあとの、無表情なアップの全てがイカしています。

 ルフィの強烈な一発を、頬にまともに喰らっても、野菜坊主たちに、バット、シャベル、フライパンで顔面を滅多打ちにされようとも眉ひとつ動かさないことには、空恐ろしさを感じると同時に、驚くべき自制心に対する畏敬の念を抱いたものです。

 とまれ、冷静に見て美形のそれと呼べる要素は、細く真っ直ぐな筋が通った鼻。いい感じにこけた頬。くっきり二重の三白眼くらいのもので、特に大口を開けて怒鳴っているときの顔ときたら、ファンでさえ正視に耐えないほどですから、狭量という致命的欠点もあることですし、ピンク・フィルターを通してここに並べたあれこれを、声高に主張することは出来ないのが悲しいところでありました。

タメ口

 これは割と多くの方々が口にしていらしたことなのですが、ジャンゴがクロにタメ口をきいているのに萌え! ……じゃなくて、ビックリ。
 それがデフォルトになっている頭で読むと、「ジャンゴが敬語遣ってるトコなんか想像出来ねえよ」ということになっちゃうんでしょうけれども。

 まー、腐女子が言いたいのは、クロがタメ口をきくことを許しているジャンゴは特別な存在というあたりなわけです。
 それに、“命令に従わなければ自分が殺されるから、いたいけなカヤを始末しようとする”という至極まっとうに思える理屈より、“クロが望むことなら、どんなに道に外れていようがやってのける”という説得力がほとんどない、萌えシチュを採用して吉としてしまうのでありました。
 クロファンて、インテリで理屈っぽい人たちが多いのに、これは興味深いことだと思います。

 ほとんどオリキャラの域にまで、ふたりを消化してしまっているならともかく、あのプライドの高い黒猫が、道化のようなキノコを何故受け入れるのか、このことはジャンクロ・ファンに共通の悩みどころでしょう。
 ミホークのような、さしものクロも一歩引かざるを得ない相手の場合、それはそれはアダルトで、かつ怪しげな雰囲気を醸し出す物語が作れるものの、クロの鬱屈を昇華出来るようなものにはならないのです。

 こう書くと誤解を招いてしまいそうですが、どのカプを否定しているわけでもありません。
 ただ、ジャンクロには他にはない面白さと深みがあるので、捨て置けないということが言いたかったのでした。