Far East of Grandline -6ページ目
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黒猫に惚れた経緯

 実は《ONE PIECE》を読み始めたのがかなり遅くて、WJでは海上レストラン・バラティエのエピソードが終わりかけていたような、もうアーロン編に入っていたような……?

 とにかく、そこらあたりまでコミックスをドドーッと読んだのですが、唯一惚れ込んだのはゾロ。気になるのはシャンクスとベックマンくらいでありました。
 その後暫く経ってからですが、ローグ・タウンでスモーカー大佐登場!
 アイスクリーム事件で、あっという間にメロリンラブ。
 ところが彼は人のハートを奪って、すぐさま紙面上からは姿を消してしまうし、ゾロがウィスキー・ピークで百人斬りをやったのに熱狂するどころか、却って冷めてしまう始末。
 このとき宙ぶらりんになっていた萌えに火を点けてくれたのが、キャプテン・クロでした。
 というのも、駒王様というネット同人作家様が、クロ単体でも、ミホクロでも、素晴しいイラストを次々と発表してくださったからなのですよ。

 この時期は、ファンが増えた上、クロ熱もミホクロ熱もかなり高かったなあ。

 もともと原作の、キャプテン・クロークを着ているクロ、胸元を肌蹴た黒シャツ一枚のクロには色気を感じていたものですから、邪なバーニング・ラブは留まることを知らず、絵にも文章にも手を出していなかった分、クロ・ラバーな同志たちと、夜な夜なチャットで盛り上がっていました。

 そう、何でこんな息が長いのに作品の数が少ないのかというと、二次創作のサイトではなく、《OP》ファンが気軽にコミュニケーションを取れる場所を作ることだけ考えていたからなんです。

 閑話休題。
 惚れてしまえばあばたもえくぼと申しますように、ジャンゴという特異なキャラクターの存在もあって、腐女子脳でよくよく鑑みれば、この黒猫ほど興味深い海賊は、そうそういないのでありました。

 器の小ささが嫌いと言われるのも、さもありなむ。

 なれど、そういった小悪党に弱い私にとってはツボにしかならなかったのです。

キノコと黒猫

 帆船時代の操船、航海術に加え、やくざな荒くれ船員たちを律して服従させ、何かしら役に立つ行為をさせることの困難。
 それに付随するキャプテン・クロの苦悩(ってよか、苛立ちね)。
 ジャンゴとクロの出会い。
 それぞれが海賊になった経緯。
 クロの首にかけられた懸賞金についての考察(バギーのように町を丸々派手に吹っ飛ばすでもなく、クリークのようにグランドラインにこぞって入れるような艦隊を率いているわけでもないのに、懸賞額はふたりの中間)。
 ジャンゴがクロの闘いぶりについて、“暗殺者五十人を集めても、気配を悟られず皆殺しにする”と口にした根拠。
 当然気になる、クロの行方。
 ついでに気になる、ジャンゴのその後。
 その他もろもろを、気の向くままに書いていこうと思います。
 短編みたいのも書くかな?
 ツッコミ(コメント)は、おーるうぇいず・ゆあ・うぇるかむ、です。
 掲示板のノリより軽く、バリバリ書いてやってください。
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